施設栽培で重要なのは 環境づくり である
 利益が面白いように生み出せる


 12月〜2月まで施設栽培が中心になる。 小面積でハウスの中で栽培すると、施設にしかない問題というのが出てくる。 まず換気が難しいということである。 露地には常に風が吹いていて空気が浄化される。 施設の空気は動かない。 土も条件が大変悪い。 土の中にもいろいろな生き物がいて、呼吸して代謝している。 栽培している植物自体も呼吸している。 露地のように老廃物が自然の力で浄化されない。 人間が手を加えた分だけが代謝をする。


 最大の難問は外気と内気の接点 

 温度差がある。 湿度差が出る。 ここにカビが出る。 病原菌の巣になる。 そして施設だから光の透過度が弱い。 日照が短く弱いので、さらに光が弱くなる。

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 施設にも土耕と水耕がある。 それでも土耕はまだいい。 土の体積があり自然の浄化力が少しは働く。 水耕になると敏感度がさらにアップする。 少しのことで収量が大きく増減する。

 土耕との決定的な違いは暖房である。 暖房費は別に話すこととして、暖房を焚くというのはどういうことか。 燃やした酸素を施設にばらまくわけである。 環境は大変に悪くなる。

 こういう施設栽培では当然こうなるだろうという状況を頭に入れないで仕事をしている人が如何に多いことだろうか。 まず何よりも 環境 ということを頭に入れて仕事をしなくてはならない。

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 土の環境は人間の考えで変えられる 

 有機肥料でも化学肥料でも大量の投入は命取りである。 自然の環境なら雨と風で浄化されるということがある。 施設では望めることではない。 だから最小限度にするべきである。 そして土に最も負担の少ない ぼかし肥料 を中心にする。 土の温度を上げる効果もあるが、何よりも 土壌病害 を防ぐことができる。  土に入れることは簡単だが、取り出すことはできない。

 追肥もぼかしがいい。 有機肥料と化学肥料は補助的に使う。 土の負担をいかに軽くするか、 それが施設栽培で成功する大きなポイントになる。 玄米アミノ酸ぼかし や乳酸菌もみがらぼかしは、施設の中でこそ一番大きな効果が期待できるのである。

 マルチも同じである。 温度が上がらないからと黒マルチをするのは施設の栽培条件に見合っているのだろうか。 それよりも稲わら ・ もみがらなどの自然マルチの方がはるかに呼吸量も多く、暖気を逃がさず微生物の繁殖にも役立つはずである。

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 外気と内気の境目のカビに注意 

 外が寒く、内が暖かいと結露する。 家庭の中でも一番痛みが激しいのは水周りである。 台所、風呂、トイレである。 施設全体が風呂のような状態にある。 その中でも外気と内気の接点は大きなポイントである。 ここを結露させてはいけない。 結露させない工夫が必要なのである。 結露するとカビの発生原因になる。

 夏の風呂場を考えてもらえればいい。 カビが出ると植物に移る。 灰色カビやうどん粉病の原因になる。 これを防ぐ方法は家庭を考えればよくわかる。 二重窓は結露しない。 外気と内気が直接触れないからである。

 施設は二重被覆にすれば結露は防げる。 カビの発生も防げるというわけである。 「 そんなこと言ってもお金がかかるし・・・金はないよ 」 そこで工夫するのである。 外気と内気の間にもう1つの空気の層を作ればいいだけである。 しかも寒気は下に、暖気は上にである。 全てを二重にしてもどこからどこまで結露しやすいのか。 そこを注意することである。 そこだけをやればいいのである。


 暖房 

 夏に井戸水が湧いているような穴ぐらに入ったら気持ちがいい。 ではエアコンの部屋は気持ちがいいのだろうか。 ただ温度が下がるだけで快適さはない。 それは空気が酸化しているかどうかの違いである。 人間が感じるくらいだから植物へのダメージはもっと大きく激しいと考えた方がいい。

 でも暖房について空気の質なんて考える人は殆どいない。 信じられないくらいに大きな差が出る。 呼吸をしているわけだから当たり前である。 まして植物は人間のように肉や魚は食べない。 空気が主食である。 主食である空気が汚れていたり、 臭かったり、 淀んでいたら作物が育たないのは当然である。

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 暖房を焚いて施設内の空気を汚さないようにするにはどうすればいいのか。 なぜ空気が汚れるのか。 それは灯油や重油の酸化である。 この中に 玄米アミノ酸の原液 を1%混ぜて焚く。 油の酸化はかなり改善される。 少なくとも嫌な臭いは消える。 燃焼効率も20%ぐらいはアップする。 燃料よりも植物への影響である。 空気がよくなれば、それだけ負担が少なくなる。 成長も早くなる。 採算が取れやすくなる。 決して損はないのである。

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 冬場の施設栽培については何よりも大切なのである。 これが上手くいけば大変な利益が出るようになる。 しかし、基本を間違ってしまうと病虫害の巣になってしまう。 場所を変えるわけにもいかず、改善もできにくい。 悪循環の繰り返しになる。 去年やった失敗を今年も繰り返してしまうのである。 だから施設栽培は利益が出ないのである。

 今回は3つまでしか書けなかったが、環境を整備するにはまだまだある。 施設は周年栽培のため休む時がない。 だから、 やりながら環境を変えていくしかないのである。 それには施設の条件をもう一度見直しをしなくてはいけない。 露地とは全く違うのである。 そこに気がついたら施設栽培で利益が出せるようになる。 そして大幅なコストダウンが可能になるのである。

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楽して儲かる栽培 | 玄米アミノ酸ぼかし